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TeeBOX 匠の空間
・時系列は統一しておりません
2002年 BMW E46 3シリーズ ABSユニット動作不良
スタビリティコントロール(車輌姿勢制御)警告灯点灯
メイン基板ハンダ劣化による通電不良
【処方】
マイクロスコープによる基板点検
劣化ハンダを打ち替え
1992年 スカイライン R34 GT-S
HICASチェックランプ点灯、ステアリングフィール悪化(重い)
【処方】
電解コンデンサ打ち替え
基板パターン修復、バイパス用ジャンパ追加
ハイクオリティキャパシタ(コンデンサ)用フットスペーサー製作
1994年 ケイターハム スーパー7(セブン)1700 レーシング
MBE製 ECU イグニッションコントロールモジュール
数年のブランクにより、エンジン始動不可となる。
担当ショップ様の「イグニッションに問題あり」とのご依頼。
【処方】
精密点検の結果、イグナイターチップにリークを確認
ドイツより部品取り寄せ、基板リビルト&消耗品交換
BMW F10 DME(エンジンECU)修理
エンジン始動性、パフォーマンスに問題は見られないが、idrive(マルチAVコントロール)経由での
エンジンオイルリセット等の通信に問題が見られる。
イグニッションコイルの発生ノイズが通信系統に回り込み
障害を発生させた模様。
【処 方】
DMEを分解し、当該部品を交換することにより修復した。
2006 メルセデス・ベンツ S550 W221
走行中、突然のエンジンストール。
同時に複数のトラブルコードが記録された。
ECUから焦げた臭いが強く漂い、ケースを開けてみると
予想以上の焼損が見られた。
【処 方】
現物の修復は困難と判断し、中古利用に切り替える。
内部の制御・イモビライザデータを抽出し、中古ECUに移行。
BMW 最新ECU MEVD 172 / 172P / 1728 修理技術開発!
この所頻発しております、BMW各シリーズへの搭載ECU " MEVD172 " の点火不良・ミスファイア
内部実装部品の加熱によるトラブル頻発中
基板実装部品の耐電圧アップを同時に行うことで、弱点をカバーし
安心・安価ににDMEの修理を行うことが可能となりました。
詳細は「お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!
2004年 アルファ・ロメオGTV
ECU故障 通信不具合発生
Bosch ME7.3.1 と呼ばれるECU
超小型・ハイブリッド基板採用で「難物」と呼ばれるECU
電子スロットルとの通信不良が多く発生し、特にV6エンジン搭載車に
その症状が多く発生する傾向にあります。
多くは、基盤の構造的問題に起因するものであるが
修復は不可能とされています。
弊社では独自技術により、修復を可能にしている事に加え
施工工程に更なる改良を行い、修復確率のアップを実現しました!
ご相談は、お問い合わせページからお気軽にどうぞ!
2007年 BMW 3シリーズ E91 E91DME (ECU) Bosch ME9.2 ME9+
走行距離も少なく、快調な個体であったが
ある日突然エンジン始動不能に陥った。
DMEとCAS(カーアクセスシステム)の故障が疑われたが
詳細な点検の結果、DMEの故障の確率が高くなった。
DME単体の分解点検の結果、浸水による故障が確定。
修復は困難と判断し、同型のユニットへのデータ移行で対処。
エンジンは快調に始動し回復。
2000年 BMW Mini R50 エンジン始動不能
搬送された業者様の元で
EWS(イモビライザー)とDME(エンジンコンピューター)との
通信不良を確認。
当初は、EWS本体の故障を強く疑っていた。
当方にて専用ベンチで
EWSの動作は良好であると判断、通信経路として
DME内部で何らかの通信障害が起きているものと推測。
当該部品を交換し完治した。
同時掲載 なおそうや!
https://ameblo.jp/naosouya/entry-12381434780.html
1998年フォードE350 オドメーター(積算距離計)不動
2018/11 商品車として購入して間もなく、オドメーターが不動に陥った。
機械式メーターの専門業者の元で点検を受けたが
ギヤ等、機械的な部分での異常は見られず
積算距離を動かすモーターもしくはその電源部分に問題があるのではないか?との経緯で
弊社に移送されてきた。
改めて、モーターの軸に異常が無いかを確認。
次にコントロール基板を精査したところ、ハンダ寿命によるクラックが散見された。
長年の振動や熱収縮により円弧状にクラックが入る
寿命を迎えたハンダを吸引除去の後
新たにハンダを流し、良好な接続が復活したことを確認する。
施工後、無事にオドメーターが動いた事を確認し
作業完了とした。
2007 BMW Mini DME修復
他業者へDME(エンジンコントロールユニット)を修理に出したところ
これまで見られなかった、別のエンジン不調が出てしまった。
何度か再修理を依頼したが埒が開かず、点検修理の依頼が弊社に来た。
修理済みとされている基板を精査したところ
加熱による基板の損傷が随所にあることを確認。
修理の際の施工の不手際によるDMEの機能不良と判断した。
基板の修復は物理的に不可能と判断し、同品番の個体を手配して
そちらにデータ一式を移動させる事にした。
難点として、このDMEに使われているCPUは2度書きができないプロテクトが
施されていることが挙げられる。
通常のセオリーとしては、ドナーに新品のCPUを載せ替え
故障したECUからのデータをWrite at once で書き込む方法を取るが
あいにく新品のCPUの手配に数週間かかるとのことである。
リスクは有るが、故障のユニットからCPUを取り出し
それをドナーへ入れ替える方法を取ることにした。
作業前に、念の為内部データをバックアップする
CPUの移植の準備が整った基板 QFP144pinパッケージ
144pinパッケージのCPUを取り付けする
作業後、通信に異常が無いかを確認し作業を終えた。
後日、無事にエンジンは始動し、不可解なエラーも一切出ない連絡を受けて完了とした。
2012年 アルファロメオ・ジュリエッタ
リアワイパー停止位置がずれる
当初は、ワイヤハーネス不良やモーター本体の不良が疑われたが
ハーネス修理・モーター交換を行ったものの改善せず。
最後はワイパー駆動を管理するBCM(ボディコントロールモジュール)に行き着いた。
ワイパー、その他を集中管理する部品に疑いを強め交換を実施
症状は払拭され、高価なBCMを交換せず修理費用を抑えることができた。
掲載枠が上限となりましたので、新ページを設定しました!
続きは「TeeBOX匠の空間2020」からご覧いただけます。