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TeeBOX 匠の空間 2020~2024
シボレーカマロ 2011 V6 3.6L ECU焼損トラブル
この時期から、電子部品もグローバル化が進み
GM車両であっても欧州メーカー製品の導入が進んでいる様子
整備工場にて点検中に
突然エンジンが始動しなくなり
確認の末、エンジンコンピューターに問題がある事が浮上した。
これまでにも、同世代のボッシュユニットで
基板の焼損トラブルを多く見ており
今回も、似た状態で基板が焼損していた。
基板の修理は厳しいと判断し
スペアユニットへのデータクローンが最適と判断
ドナーの手配とデータ抽出へ踏み切ったが
GM車をはじめとするアメリカ3大メーカーの
電子ユニットの情報は少なく、苦戦が予測されたが
幸いに欧州Bosch系の手法が流用でき
データ抽出・クローン作業は成功した。
これを機会に、アメ車への対応も拡充させる必要性を感じた次第であった。
Audi A6他 ACC アクティブクルーズコントロールカメラ C110702エラー対策
近年のAudiに搭載されている
アクティブクルーズコントロールACC
所謂レーダーカメラと呼ばれる装置。
突然にエラーが発生
メーターに異常を知らせる警告が点灯して
ACCの再学習・エーミングが完了出来ないトラブル
多くはC110702ビデオ伝送エラーを記録しているというもの
内部回路が熱の影響を受けて、伝送不良となる事が判明
内部修理の受付を開始しました。
2011 Audi アウディA5 V6 3.2L
搭載ECU Bosch MED17.1
ECUクローンによる諸問題を解決
これまでVW Audi に採用されている
Bosch MED17.1は盗難防止システムKessyとの連携が固く
ユニット故障時に有効手段とされる「クローン / 複製」を阻んでいた。
弊社では、この度・高度解析システムを導入
これまで行われていたKessyへの改造の必要もなく迅速なクローンを可能とした。
ランチア・デルタ エヴォリツォーネ Lancia Delta Evoluzione
症状 スピードメーター不動
車両側の車速パルスは正常に入力されているとの事。
メーター本体の故障を疑う。
メーター軸のモーターに電流を流したところ反応があり
正常と判断、制御基板の点検を行う
いくつかの実装部品に、経年劣化が見られ
それらをリフレッシュする事で改善を試みる
部品交換後、疑似車速パルスを入力し
正常にメーターが動作する事を確認し作業完了とした
1988 マセラッティギブリ A/Cコントロールパネル A/Cコントロールモジュール修理
フラップアクチュエーター作動せず
過去に他業者へ修理を依頼したが復帰できず、新品は製造廃止・中古も入手出来ない旨
弊社へ修復の依頼を受けた。
調査の結果、アクチュエーターをドライブする回路の異常と判断。
当該部品を新品と交換し、無事に復調した。
メルセデス・ベンツ用診断インターフェイス SDコネクト C4 コンパクト4
最新プロトコル DOIP 対応評価試験
2015年以降から順次採用されている、通信プロトコル DOIP Diagnostic Over IP
従来型SDコネクトではDOIPのプロトコル対応は不可能とされていた。
2015年からメルセデス・ベンツ ディーラーでは
DOIP対応型SDコネクトの配備が進められていたが、詳細は不明であった。
2018年当時、DOIP対応SDコネクトへのアップグレードキットの存在が、一部の専門ルートからリークされていたが
これも詳細不明のままであったが、2020年になりアップグレードキットの存在が確認された。
TeeBOXでは、いち早くDOIP対応へのインターフェイス改造を実践。
2020/10現在、実車にて実働評価を行っている。