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2017-10-24 20:52:00

 2003年 Chevrolet Corvette C5 シボレーコルベット

バッテリー暗電流過多のトラブルにて、ご相談を頂いた案件です。

不具合発生時、暗電流は500mAと過大な数値でした。

 

担当メカニック様は、車体全体の制御を行うBCM(ボディコントロールモジュール)の不具合を

強く疑う状況でしたが、弊社にてお預りをし個体点検を行ったところ

BCM故障の疑いは薄いと判断しました。

 

IMGP5048.jpg

 

 

TeeBOXでは、何らかの外的要因で

BCMが「スリープできない」状態に陥っている懸念があることを突き止め

その検証台として、BCMのクローンを作成

 

IMGP5043.JPG

 

内部のデータ領域を検証、独自のプログラマーにて書込みに成功しました。

 

 

現車ユニットとクローンの付替えテストの結果

トラブルの傾向に変化は無いと確認し、BCM故障の疑いを切り分けしました。

 

既に5代目コルベットは

車齢10年を超える個体ばかりとなり

不可解な故障を抱える事も増えてまいりました。

 

今回の事例で確立したクローン技術も

その不安に対処を進める上で、有効な手段と言えましょう。